久しぶりにブログ書きますががっつり個人メモです。
まだ初心者で把握出来ていないアーキタイプも多いため、めちゃ限定的な部分ではありますが整理します。
●事の発端
Expedition MapはZEN産のファクト。何でも持って来れるのがすばらしいのですが、MOで初めて白単デスタクとマッチングした際に、相手ターン起動が裏目に出た事があり、自ターンメインに起動する理由及び相手ターンエンド時に起動する理由を整理したいがための話です。
緑トロンの良くある初手のキープ基準に下記のようなものがあります。
※画像貼るの面倒になったので初手6枚です。サイド後手で相手がジャンドだってわかってたらキープするか微妙ですがまぁキープでしょう。
T1:ウルザランドA設置、Map着地成功
T2:ウルザランドB設置
の後の話です。実際にあったケースでは、お相手先手白単デスタク、Mapの起動を相手エンド時に行おうとした際に、エイヴンの思考検閲者合わせられて死にました。
今考えれば、いや普通ケアするでしょって話なのですが、いかんせんMapの起動なんて手なりでプレイしかしてない、かつMO・リアル共に初めて当たったアーキタイプだったため、苦い思い出として残っています。
緑トロンはそこまで選択肢の多いデッキではないのですが、手なりでプレイすると致命的だといういい教訓になりました。(余談ですがMOのトナプレでデスタクとURストーム多過ぎでは。)
ここまでが事の経緯ですが、自ターンにMap起動する理由、相手ターンに起動する理由を整理したいと思います。前提としては上記の事例キープです。上記のようなキープだとMapの起動に対して何かしら妨害されると何も出来ずに終わる可能性が高いため、起動を必ず成功させたい前提で進めます。また、自ターン起動の際に相手の土地は全てタップされているものとします。
●自ターンにMap起動する理由
①サーチ妨害のケアのため
経緯で事例紹介したパターンです。レオニンの裁き人はインスタントタイミングで出て来ないので気にしなくていいですが、相手ターンにキャストされた裁き人のスタックで起動忘れると悲惨なことになるため、それをケアして自ターン起動しておくのはアリかなと。MTG wikiレベルでしか調べてませんが、疑念の影もケアが必要ですね。コントロール系にちょこちょこ入ってるようです。
②起動型能力打ち消しのケアのため
モダンにはStifleがないためケースとしては少ないと思いますが、Tale's Endあたりは呪禁オーラ、コントロール系のサイドに入ってるようなので、ケアしたほうがいい場面もあるかもしれません。不許可も可能性はゼロではない。
③MOで相手ターン開始時にF6押したいから
これに関しては元も子もない感じがありますね。私がMOのショートカットをうまく使っていないのも原因ではあるのですが、フェーズごとにF1押すのが面倒な時は手なりで自ターン起動してます。
④起動忘れのケアのため
これも頑張れよって話な気がしますが、①②のようなケースが明らかにないとわかっている場合は起動忘れも十分ケア要素になる気がします。また、①と多少重複しますが、ミラーの創造カーンキャスト時にも対応で起動忘れると損します。(前提とは外れますが)MOだと間違ってF1押しちゃう、テーブルトップだと相手がプレイ早い場合に焦ってターン受け取ってしまうなど。
⑤相手がLOの場合
考えられるケースとしては、トロン土地Cが1枚墓地に落とされている状態で、ターン返すと根絶が飛んできそうな場合は明らかに自ターンに起動すべきです。
※初めて打たれた時何されてるかわからなかった。画面の前でこの顔になった
●相手ターンに起動する理由
①除去構えている時or構えているように見せたい時
無色2マナ以下でトロン採用されてる除去だとSpatial Contortionくらいなので、それを構えているもしくは構えているように見せたい場合は相手ターンエンド時に起動する理由がある気がします。
ただ、トロン達成より優先して除去したい生き物ってなんだという話はあるため、理由としては限定的なものになるのかなと思います。月メイガスだと着地した瞬間打て無くなりますし、Map起動してトロン達成してから除去ってもいいので自分で書いていてアレですがこんなケースがあるのかどうかは不明です。
②ハンデスのケア
モダンでよく見るハンデスといえばコジレックの審問と思考囲いですが、そのどちらも土地を落とさせる事は出来ません。土地落とせるハンデスってあるのかなと調べてみたところ、(http://mtgwiki.com/wiki/%E6%89%8B%E6%9C%AD%E7%A0%B4%E5%A3%8A%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%89)数が多すぎて諦めました。まぁHymnもないためモダンの範囲では殊更にケアは必要なさそうです。(本当かはわかりません)
③トロン達成より優先して持ってくる土地が出てきそうな場合
これも現実的かどうかは怪しいですが、相手3Tに漂流自我打たれてトロン土地Cが全抜きされた場合には、起動に対応しても1ドローに変えられるだけなので、敢えて爆発域だったり最近では燃え柳の木立ちだったりを持ってきたほうがいいケースもあるかもしれません。
長々書きましたが、ここに記載した以上のレアケースについては実際のプレイ時に考えられないため、(ここに書いたのも考えられるか怪しい)元も子もないですがケースバイケースとしか言いようがない気がします。考える意味があったかどうかは怪しいですが、書いてて楽しかったので満足です。(手段の目的化)
メンタル的な話になってしまいますが、テーブルトップの場合相手が明らかに自分より上手い場合は明確なプレイミスをなくすという意味では自ターン起動、そうでもない場合は意味もなく相手ターン起動、とかも考えた方がいいかもしれません。
繰り返しになりますが、緑トロンは比較的プレイ中の選択肢の少ないデッキではあるものの、トロン土地に大きく依存したデッキのため、特に早い環境の場合はMapが有効に処理できないと敗北に直結する可能性が高く、慎重になるべきケースもあるのかなと思い整理しました。ここまで読んでいただいた方がいらっしゃるかどうか甚だ怪しいですが、ありがとうございました。